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弊立神宮 五色人祭へ


今回 阿蘇でキャンプをしたのは

もうひとつ大きなイベントがあったからです

熊本には 弊立神宮という 世界最古の神社があり

知る人ぞ知るパワースポットだそうで

ぼくたちは 友人と一緒に2011年に初めて訪問しました

それはたしか ぼくが初めて阿蘇の葉祥明美術館に行き

葉さんの作品 そして美術館のお庭の美しさに感動し 

そして その広いお庭で 偶然にも

館長の葉山さんと必然のように出会いました

詩画集 「おたんじょう おめでとう 〜いのちの出会いが教えてくれること〜」

歌「母親というものは 父親というものは」 

という作品が世に生まれ

葉祥明美術館でのコンサートも始まった

何よりも 葉さん葉山さんとの出会は 

ぼくの人生において 多くの気づきと勇気を与えてくださる 心の父母のような存在である

それから何度かこの弊立神宮にはご挨拶に訪れるようになっていた

今回は その弊立神宮で5年に一度行われる五色人祭という

五大陸の人々が集い 平和を祈るお祭りがあり

世界から人が集うお祭りということでお誘いを受け

弊立神宮のすぐ近くにあるキャンプ場で エネルギー溢れる自然の中で滞在し

みんなで行ってきました

偶然にも 産婦人科などの音楽や建築も含め、

プロデュースされているシンフォニアの亀山みゆきさんや

後藤文男さんなど ご縁のある方々にも何人かお会いした

後藤さんは 福岡で街のコーヒー屋さんというお店をやられていて

この日 弊立神宮に奉納された 特別なコーヒー豆を頂いた

式が始まると こんなにも何度も鳥肌が立つことも珍しく

不思議な気 存在を 何度も感じることができた

妻曰く ぼくの目がどんどん澄んでいって 

お肌までツルツルになっている!と言っていた 笑

その感覚はぼく自身にもあって

いつも 自分が訪れたいと思う場所では

心がとても軽くなり 清々しい自分になる

印象に残ったのは 日本語の祝詞だけではなくて

外国の違う宗教の祝詞(祝詞とは言いませんね)のような言葉も

違う国籍の方が 神殿の上で唱えられていたことです

自分の宗教だけが正しいというような

そんな思想もない印象で

それが平和の姿だと思いました

世界平和を願うのには

私たち ひとりひとりが 互いを 認め合うこと 尊重しあうこと 

何が「正しい」と正しさを主張して

他を批判し 攻撃することは 悲しみが生まれます

その悲しみによって 争いが生まれ

また新たな悲しみを作っていく

人にはそれぞれ 正しさがあり

正義も使い方を間違えれば 

人を傷つける武器となります

その危険性を 自分も持っていることを

本当の意味で 自覚していないかぎり

この世界からは争いは なくならないのではないでしょうか

「正しさ」よりも

自分はどう思い どう考えるのか を大切にしていく

自分の真の思いを大切にできれば

攻撃しなくても 争わなくても

人はどう思い どう考えるのかを

尊重することができる

みんな違った価値観で 違った価値観の「めがね」をかけているようなもので

その「めがね」を外せば 見える姿が変わります

それには 

自分がかけている「めがね」を外して

人の話に耳を傾けてみる

曇りなきまなこで見つめてみる (アシタカのように…)

澄んだ自分 

透明な自分 

ゼロの自分 

そんな「自分」に立ち返ることを大切にできれば 

もっともっと平和な世界になるんじゃないかなと

ぼくは思う


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