熊本大震災 阿蘇に想いを寄せて
- 2016年4月25日
- 読了時間: 2分
16日 東京でのコンサートの日は本当に辛かった
熊本の地震の被害は想像を越え
不安に怯える人々
無残な姿になった阿蘇の姿
色々な想いが溢れ
コンサート中 涙をこらえることができなかった
今の僕があるのは 阿蘇の大地や
阿蘇で出会った葉祥明さんや葉山祥鼎さんとの出会い
そのおかげもあり 今の僕がいる
阿蘇は僕を育ててくれた父母のような存在であり
大切な人たちと一緒に過ごしたい場所

4年前はじめて葉祥明阿蘇美術館へ訪れた時
心身ともに疲れきっていた僕の心に 癒やしと勇気を与えてくれた
あの時も あのお庭みて とめどなく涙があふれた
僕の中にある 埋めることのできなかった大きな穴を埋めてくれたのだ
地震が来た当日 ちょうど葉山さんと電話で話したばかりだった
美術館は亀裂がはいり 中はぐちゃぐちゃだったそうだ
今後は 修復可能かどうか
可能な場合 どの程度の工事期間が必要なのかも含めて
専門家を交え検証していくそうだ
ただ 幸いな事に
あのお庭は大丈夫だったそうだ

丘の上にそびえ立つ一本の木
沢山の人々の愛を見守ってきたあの木は
これから
多くの人の祈りをのせ 希望の木へなっていくのであろう
葉さんや、葉山さんの作品も含め
あのお庭に癒やされたのは 僕だけでなく 沢山の人にとっても
心のオアシスなのだと思う
決して無くしてはいけない 守り残していくべきものだと僕は思っている
あそこには平和へと繋がる愛と希望が詰まっている
だから今 僕ができることを考えている。
これから必要となるのは
資金と そこへ人が集まれるように風を吹かせていくことだ
これからきっと長い戦いになるだろう。
僕ひとりの力は微力だけれども
思い繋がる人と人との力を合わせればきっと
乗り越えられないものはないと信じている
そのためにも今進めている 3つのプロジェクトを成功へと導いていかねければいけない
それが今の僕がやるべきことなのだと思う
今、鎌倉の葉祥明美術館の館長である重見さんとも話しているが
これから定期的にチャリティーイベントなども行っていくことになるかもしれない
その時には是非 皆さんのお力をお借りしたいと思っています
そしていつの日か
思い繋がりあえた仲間たちと
心の底から笑いあえる日が来ることを願い
一日一日を 精一杯生きていこうと思っています

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