北海道津別「ノンノの森」その①
北海道津別にある「ノンノの森」そして「ランプの宿つべつ」。
ここは屈斜路湖の近くにあって周りは山々に囲まれた場所にある。
本当に山奥。
冬は想像を超えるほど雪が積もるそうだ。
僕がここを知ったのは、今年初め。
小児科医の田場先生と新年会をしてる時に、「橋本さん。こんなのもありますよ。」
たまたまサイトを見つけたのがきっかけで、ずっと心にひかかっていたのだ。
今年の4月。北海道でセラピーをやられている方が、仕事の用事で神戸三田にいらっしゃるということで、
田場先生と一緒にお逢いしたのだった。
その方は酒巻さんという方で、なんとも温かな雰囲気を持たれた方でした。
話の中で、ノンノの森のことを聞いてみると。
ノンノの森の支配人の方をよく知っているということなのだ。驚
本当に人との出会いは面白い。
意識が何かを引きつける。
想いが強いほど、それは引きあう。
そして2ヶ月後。僕はノンノの森へ行くことになったのである。
『第11回 クリンソウ祭り』でコンサートを開催して頂くことになったのだ。
ここ『ノンノの森』は北海道、道東と呼ばれる場所にある
神戸空港から新千歳空港まで行き、そこから女満別空港まで行く。
そこから約1時間車を走らせたところにある。
空港には、ノンノの森の支配人の上野さんご夫妻が迎えに来てくださった。
上野さんは、木育マイスターの資格を持ち、森のガイド、雲海のガイド、星のガイド、
色々なことをされている。とっても素敵な感性をもたれた方。^^
夜の8時。空港からホテルへ向かう途中、辺りは真っ暗。
該当も家も街もない。
聞こえるのは虫や動物の鳴き声。
こんな所で事故をすると大変だ。
上野さんはキツネを見かけると「こら!」と言う。
人間を怖がらせないといけないと。
そうしなければ、車によってきてひかれてしまうのだと。
やがてホテルへ到着。
ホテルへついて感じたことがある。
ここは時間の流れがとってもゆっくり流れている。
ロビーにその雰囲気が漂っていた。
荷物を置き、温泉を味わった。
ここの泉質に驚いた。肌がつるつる。
ph9.5 弱アルカリ性の泉質で素晴らしい。
僕は実家が温泉をやっていることもあって、泉質にはそこそこ詳しい。
ここは間違いなく秘湯の域。
もともとは地元の方が、簡単に柵だけ作って無料で利用していたものだったらしい。
いきなり、露天風呂でここのスタッフさんたちと一緒になった。
ホテルでスタッフさんたちと仲良くなることも、そうはない。w
夜もぐっすり眠れた。
ここには人を癒やし、解放させてくれる不思議な何かがある。
僕は延べ4日間泊まったのだが、
その間に3回ほどロビーから鹿を見ることができた。
キツネは毎日見ることができた。w
動物園で見る動物たちとは違って、非日常を味わった。
ここは最低2泊はしたほうがいい。
何もしない2泊。
こんな体験は初めてだった。
心と体をリセットするには最高の場所だ。
知らないと損をするとはこのことだ。
森の持つ生命力も半端ないものを持っているし、
人もとても温かい。
人に癒され自然に癒やされるとはこのことだ。
朝、目覚めると、ロビーの目の前に広がる森の美しさに驚いた。
ここではロビーで森をみて過ごす楽しみがある。
これまでに味わったことのない時間の過ごし方。
またそれがなんとも言えないほどい気持ちが良いのだ。
ホテルはクリンソウ祭りで賑わっていた。
雨がすごかったので、残念ながら人は少なかったが、楽器の演奏や太鼓の音が心地よかった。
実はこの日、前回北海道中標津『夢の森公園』でこころのコンサートを開催してくださった時に、
来てくださった方々とご縁があって、はるばる泊まりで来てくださったのだ。
渡邊さんは摩周湖と中標津で治療院をされている。
枇杷を使った独自の治療法にたどり着き、知る人ぞ知る先生。
自然治癒力を高める治療を施されている。
訪れたい方は「和 wa」で検索されてみてください。
そして、もうひとかたの一条さんは田場先生からご紹介頂いた心理士の先生で、
前回の中標津でのコンサートの時もご参加くださった。
前回は、途中からの参加で、今回ははじめから聞いてくださった。
今回のクリンソウ祭りでのコンサート終了後、
「声が出るほど涙が止まらくなった」と涙ながらに伝えてくださった。
その渡邊さんと、一条さんと一緒に、お酒を交わしながら色々とお話した。
人の出会いは不思議だ。
渡邊さんは、どんな有名な方のコンサートに誘われても行かない人なのだと。
一条さんはそのことをご存知だったので、
北海道中標津で、僕のこころのコンサートがあることだけを伝えてくださったそうなのだ。
渡邊さんは、なぜか、ずーっと僕のコンサートのことが気になっていたそうで、
当日行くことを決めたのだそうだ。
遠くから聞こえて来た僕の音楽に、自然と涙があふれたそうなのだ。
その時、来てよかった〜と心から思われたそうだ。
普段はいつも誰かを癒やしているから、「自分自身が癒やされた」と。
(写真は中標津で開催されたこころのコンサート)
それからは、治療院で治療の前に、
僕の音楽を聞いてもらってから治療に入っているそうなのだ。
僕の音楽を治療として使用してくださっているのだ。
「心をほぐして、開いてあげたほうが、治療の効果も大きの!」
と渡邊さんは話す。
普段から僕の音楽をかけてくださっているからこそ
こうしてまた、引きあうことになっていたのだと感じた。
美しい夜の森を眺めながら、
話は大盛り上がり。
なんと、ここに集まった3人が10月生まれだったのだ。
12,13と続くのだから驚きだ。
引きあう人たちとは、やはり引き合わう運命にある。
楽しい夜はあっというまに過ぎ、すがすがしい朝を迎えた。
続きは その②にて
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橋本昌彦 コンサート情報
2016年7月18日 月曜日
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2016年8月7日 日曜日
日本セラピューティック・ ケア協会主催「こころのコンサート」in 福岡県太宰府
2016年8月27日 土曜日
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2016年8月28日 日曜日
千と千尋の神隠しの里 長野県遠山郷「かぐらの湯」
2016年10月13日 木曜日
秋のフェスティバル
『コミスタこうべ講演会』 神戸市生涯学習センター
2016年10月22日 土曜日
太宰府 健脳リハビリセンター「ららら」
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