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神戸市生涯学習センター『コミスタ神戸』


コミスタ神戸には、以前、老眼大学の特別講師として呼んで頂いたことがご縁で、

僕らがこれから進めていく大切なプレジェクトの2つをお話させて頂きました。

話は広がり、作品づくりについてのことや、

なぜ親子なのか?を中心に作品づくりをしているのかお話させていただきました。

素敵な方々との対話は本当に沢山の刺激や学びがあって楽しいです♪

あっという間に時は過ぎてしまいます。

御二方は元校長先生で、長年、教育と真剣に向き合ってこられています。

徳を積み重ね歩まれてこられたことが、お話やお人柄の中から伝わってきます。

福山先生はご自身でエッセイを書き留めておられるのですが、

一つ確信していることがあるとおっしゃいました。

それは、現代では他者とのコミュニケーション力=会話が重要視されているけれども、

それ以前に、「書く」ということがとても重要だとおっしゃられました。

書くことで、自己との対話がなされる。

このことがとても重要だとおっしゃられました。

確かに!と思いました。

僕らも作品の中で、詩を書くわけですが

僕にとって、詩を書くという作業は本当に難しい作業です。

逆に、言葉からメロディーを紡ぎだすほうが

僕にとっては得意とする作業です。

僕らの場合は、まず、

この作品が誰のためになるのか? 誰に伝えたいのか? この作品が何のためになるのか?

この作品を生み出すことで、見た人、聴いた人にとってどう役にたって欲しいのか?

ということを考えます。

そして次に、届ける人の心の背景を、

社会や家族環境といったものから感じるようにしています。

なぜ?そうなってしまうのか? 相手の人の心をどこまで感じることができるのか。

というようなことを考える作業を行います。

そういうことをイマジネーションしていくと、

他者と自分との区別もつかなくなる時もあります。

あたかも自分が体験し、感じているような感覚。

これはリンクしていくということなのかもしれませんし、

過去に自分が体験したことの気持が蘇っているのかもしれません。

その真実は僕にはまだわかりませんが、

真実はどうでもいいと思っていて、むしろ、感じた中で確信したものを見つけることのほうが

僕にとっては大切なことです。

言葉とは、内なるあらゆるものが形となり表現されたものです。

作詞の場合、その言葉を煮詰めていく作業が、とてもエネルギーの要る作業となります。

すべての作品がこれに当てはまるわけではありませんが、

そういう感覚で言葉を紡いでいきます。

そういう作業を繰り返すことで、

内なるものである、自己との対話。

過去、現在も含めた

これまでの自分との対話を行っているのだと思います。

ですので、書くという作業は本当に大切な作業だと思います。

毎日、自分の気持ちを正直に日記に綴るということは

とってもいいことなのだと思います。

そして、もっといいと思うのは、

それを簡単にまとめ整理することで、自分の中で「気づき」に繋がるのと思います。

その小さな気づきを積み重ねていくと

大切な気づきへとなっていくのだと思います。

話しも歌も、同じですが、頭にあるものをうまく話すよりも

心に正直話したもののほうが伝わります。

相手に正直に想いを伝えるためにも

「書く」ということが一つのトレーニングになるのだと思います。

僕もこうやって書いていると、自分の中にある色々なことに気がつくんですよね。

日々学びです。笑

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